元通訳が明かす、「オシム監督」が遺した日本のサッカーが目指すべき道
5月1日、80歳で亡くなった名将イビチャ・オシム氏。彼がサッカー日本代表監督に就任して以降、日本サッカー協会アドバイザーを退任するまで(2006年7月~2008年12月)、傍らで専任通訳を務めたのが、国際ジャーナリストの千田善氏(63)だ。東大卒業後、旧ユーゴスラビアのベオグラード大学政治学部大学院に留学した千田氏の専門は、国際政治、民族紛争、異文化コミュニケーションなど多岐にわたる。自身も元サッカー選手で、サッカーへの造詣も深い。今回、改めてオシム監督との思い出を語ってもらった。...