独自入手 「知床遊覧船事故」 渦中の運航会社が社員に配った「経営計画書」の中身

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 北海道・知床沖で、乗客乗員26人が乗った観光船「KAZUⅠ」が沈没した事故は、これまでに14人が遺体で見つかり、現在も残り12人の捜索活動が続いている。その一方で、事故当日、荒天が予想される中で出航を強行した運航会社「知床遊覧船」の経営体質や、桂田精一社長(58)にも注目が集まっている。そんな中、デイリー新潮編集部は、かつて同社が社員に配っていたという、経営計画書を独自入手した。

 全128頁にも及ぶ「経営計画書」は、その名前から連想されるような書類の束ではなく、新書サイズに製本された、冊子型。...

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