斉藤立 全日本柔道選手権初優勝で思い出す、“偉大な父親”と山下泰裕の忘れがたき一戦

スポーツ

  • ブックマーク

「柔道日本一」を決める全日本選手権史上、初めての親子二代のチャンピオンが誕生した。優勝したのは14分21秒の死闘を制した斉藤立(たつる)(20)=東京=。20歳1か月の「日本一」は1948(昭和23)年に始まった伝統の大会史上、3番目の年少記録だった。ことしの全日本柔道選手権は4月29日、日本武道館(千代田区)で開かれた。ここ2年はコロナ禍で開催時期や開催場所も変則的になっていたが、「昭和の日」に観客を入れて伝統の武道館で開催するのは3年ぶりだ。(粟野仁雄/ジャーナリスト)...

つづきを読む