アイドルルックスなのに“60センチのすごい太もも”が話題に 19歳の競輪選手「河内桜雪」が語る悩みと夢
反響については…
そうしたつらい時期をへて、河内さんは資格試験を一発合格。夢であった競輪選手となった。その注目度は高く、デビュー前にはNHKでも取り上げられた。これまでの努力の結晶といえる足には誇りを持っている。
「恥ずかしさとかは全くないです。競輪選手になると決めた時から太くなると覚悟はしていたし、全く後悔はしていないです」
ネット上でかわいいと言われることも、素直にうれしいという。
「『かわいい』とか、そういうコメントを見ると、頑張らないといけないと思います。甘いものが好きでお菓子を食べそうになると、『やばい、顔が丸くなっちゃう』と思って今は止めています(笑)」
憧れの人として挙げたのは、ガールズケイリン屈指の人気選手である高木佑真さん。
「見た目もすごく美人で好きなんですが、先行で自分の走りをして、自分の道を作る選手ですごくかっこいいなと憧れています」
さらに「YouTuberのJULIAちゃんは大好きで、ずっと見ていますし憧れてます」と笑顔で語るあたりはイマドキの19歳だ。
5月2日までの3日間にわたって行われたデビュー戦は、4着、4着、3着という結果だった。華々しいスタートとはいかなかったものの、河内さんはついにプロへの一歩を踏み出した。ガールズケイリンの選手としての目標は、地元・前橋での優勝。そして叶えたい夢がある。
「もともと四駆の大きな車が好きで、ジープか、トヨタのハイラックスが欲しいんです。今は親のジープを譲ってもらって乗っているんですが、いつか自分の賞金で買いたいです」
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