藤井聡太五冠が「人間将棋」にコスプレ姿で初登場 終始ハイテンションな様子

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山形県天童市の春の風物詩“人間将棋”

「本日は天童にお招きいただき、大変うれしゅうござる」

 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にでも出てきそうな言い回しは、藤井聡太五冠(19)のセリフである。しかも、いつもとは打って変わった朗々とした声であることに加え、キャラまで普段とは違った様子で……。

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 将棋駒の名産地として知られる山形県天童市。人間を駒にして対局する“人間将棋”は天童の春の風物詩だ。コロナ禍により中止が続いていたが、4月16日から2日間、3年ぶりに開催された。

 その人間将棋の対局者として、このたび初登場と相成ったのが藤井五冠であった。

藤井五冠が大声で開戦を宣言!

 しきたり通り、武将に扮した藤井五冠は“西軍”の大将に。対する“東軍”の大将は、公式戦では五冠と2勝2敗と互角の、佐々木大地六段が務めた。

 藤井五冠が、普段の様子からは想像できないほどの大声で、「いざ、尋常に勝負!」と開戦を宣言。対局がスタートした。このイベントでは、一手ごとにコメントするのがルール。それに従い、

「大変よい気分じゃ」

「人が悪い」(解説者に対して)

「隙があるのではないか」(佐々木六段に対して)

 などなど、五冠は人が変わったように饒舌だった。

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