知床観光船遭難事故 「強欲社長」の父が周囲に漏らした“高い保険に入っていてよかった”

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事故当日の会話

 北海道・知床半島の沖合で、乗客と乗員合わせて26人が乗った観光船が消息を絶った事故。背景に見え隠れするのは、観光船運営会社社長の強引な経営方針だった。しかも社長の親族は事件を受け、聞き捨てならない言葉を口にしていたという――。

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 事故後に行方をくらました問題の会社「知床遊覧船」の社長の名は、桂田精一氏という。地元斜里町で代々伝わる家の出である。

「奥さんは社長より20歳くらい若くてね、少し前に出産しているんです」

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