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「METでは明らかに見劣り」
その眞子さんについて、
「METに職を得るといっても、正規のキュレーターへの道は難しいと思います」
とは、現地の事情に詳しい人物である。
「眞子さんは学生時代に博物館学を修め、学芸員の資格を取得しているものの、最終的に博士課程を中退している。その上、実務経験不足は否めません。日本では東大の博物館の関連施設に週の半分ほど勤めていましたが、およそキャリアのうちには入らない。世界中から腕利きが集結するMETでは、明らかに見劣りしてしまうのです」
先ごろ眞子さんは、METが所蔵する日本人画家の作品解説を手掛け、その文書は同館のホームページに掲載された。そうした活動の“後ろ盾”となっているのが、同館の日本美術キュレーターを務めるジョン・T・カーペンター氏である。眞子さんの解説文の翻案を担当した同氏は、歴代天皇の宸翰(しんかん)の研究者としても名高い屈指の日本通で、METには2011年から勤務している。
「カーペンター氏は1992年の夏、コロンビア大学の大学院生時代に来日し、学習院大で学びました。博士論文のテーマは『藤原行成と平安後期の和様書』というもので、その後はロンドン大学やドイツのハイデルベルク大学で講師を務め、09年から2年間、東大でも客員教授として教鞭をとっていました」(同)
とのことで、
「ニューヨークにおける眞子さんの後見人としては、うってつけの人物といえます。眞子さんは遠からず、彼の専属スタッフという形でMETに入り込んでいくのではないかと見られています」(同)
“後ろ盾”が来日
実際にその“兆し”は昨秋、小室夫妻の渡米前からあったというのだ。
「昨年11月13日から今年1月16日まで、大阪市立美術館で『メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年』という特別展が開催されました。ゴーギャンやゴッホ、レンブラントなどの絵画が公開されたのですが、開催に先駆け、カーペンター氏が来日していたのです。アジア担当の彼が、なぜ西洋絵画展に同行するのかと、MET内部でも話題になっていました」(同)
小室夫妻が日本を発ったのは11月14日。その前後、カーペンター氏は大阪で催された関係者のレセプションを除き、なぜか東京・六本木の宿泊施設に滞在していたという。
「慌ただしいながらも、出発直前の小室夫妻とコンタクトをとっていたとみられています。眞子さんはこの時、カーペンター氏の話に耳を傾けながら、異国での生活の青写真を描いていたのではないでしょうか」(同)
“無給のボランティア”であるにもかかわらず、身元保証人は世界に冠たる美術館の敏腕キュレーター。これこそ「ロイヤルパワー」と言うほかあるまい。
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