〈知床観光船事故〉GWに同じコースを辿った50代観光客が証言する「寒さ」と「強風」

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 北海道の知床半島沖で起きた観光船「KAZU 1」の遭難事故。発生から3日目となる4月25日には、新たに子ども1人の死亡が発表された。事故当日、観光船は乗客・乗員合わせて26人を乗せて斜里町ウトロを出港したが、これまでに救助された11人全員の死亡が確認されたことになる。このニュースを耳にして「背筋が凍った」と語るのは、2019年に家族で知床岬を巡るクルージングに参加した50代の男性だ。

「本当に驚きましたよ。事故が起きたのは私たち家族が3年前の4月28日に観光船で周ったのと全く同じコースですからね……。...

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