価値観の変化に対応した地域のライフラインになる――細見研介(ファミリーマート代表取締役社長)【佐藤優の頂上対決】
各社合わせれば、全国に6万店もあるというコンビニ。いまや食品や生活用品の販売店という枠を超えて、防犯や防災、さらには地域支援の場としての役割も果たしつつある。その中で一層の変化を追求しているのが、ファミリーマートである。彼らの描くコンビニの未来とは、どんなものか。
***
佐藤 私の自宅近所のファミリーマートには6席くらいのイートインスペースがあって、そこにいつも2~3時間は陣取っているお婆さんがいます。...