前澤友作が出資「自家用ジェット」事業が抱える二つの問題 「航空法違反」の声も
周囲に「安全性は二の次」
では一連の事実について、本多代表に問うと、
「東京航空局とは弁護士を交え、昨夏から3、4カ月に1度ミーティングを開き、事業の中身と進捗を説明しています。航空法違反だという指摘はなく、オーナーが機体を第三者に貸すことは違反ではありません」
前澤氏はこうコメントを寄せた。
「前澤ファンドでは当初から、事業に関わるリスクはすべて開示していただいているので、担当弁護士事務所と共に、協議を行った上でしっかりと判断しております」
とはいえ、本多代表自身の「安全意識」に不安の声も。
「本多さんは周囲に“安全性は二の次。飛ばすのが第一だ”“飛行機のコンディションは後回しでいい”と話しており、そうした安全意識の低さを諫める社員を左遷したり、辞めさせるなどのパワハラまで働いているのです」(業界関係者)
[3/3ページ]