前澤友作が出資「自家用ジェット」事業が抱える二つの問題 「航空法違反」の声も

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周囲に「安全性は二の次」

 では一連の事実について、本多代表に問うと、

「東京航空局とは弁護士を交え、昨夏から3、4カ月に1度ミーティングを開き、事業の中身と進捗を説明しています。航空法違反だという指摘はなく、オーナーが機体を第三者に貸すことは違反ではありません」

 前澤氏はこうコメントを寄せた。

「前澤ファンドでは当初から、事業に関わるリスクはすべて開示していただいているので、担当弁護士事務所と共に、協議を行った上でしっかりと判断しております」

 とはいえ、本多代表自身の「安全意識」に不安の声も。

「本多さんは周囲に“安全性は二の次。飛ばすのが第一だ”“飛行機のコンディションは後回しでいい”と話しており、そうした安全意識の低さを諫める社員を左遷したり、辞めさせるなどのパワハラまで働いているのです」(業界関係者)

週刊新潮 2022年4月21日号掲載

ワイド特集「『怪物くん』の深淵」より

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