佐々木朗希と大谷翔平の球質の違い、ケガのリスクは? 江川卓が解説
たった105球である。昨年覇者の打線を手玉にとり、完全試合を達成した千葉ロッテ・佐々木朗希投手(20)のピッチングは異次元だった。自然、「メジャー入り」へ期待も膨らむが、ならば海の向こうで二刀流を続ける先達に比べ、何が優れ、何が足りないのか。
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「球速もさることながら、コントロールが素晴らしかったですね」
ロッテOBの野球評論家・里崎智也氏は佐々木の投球をそう絶賛する。
「完全試合で難しいのはヒットを打たれないこと、そしてフォアボールを出さないことです。...