東京五輪女子バスケ主将・高田真希が語る“快進撃”の理由 空手の経験もプラスに(小林信也)

  • ブックマーク

 東京五輪で銀メダルを獲得したバスケットボール女子日本代表。その中心にいたのがセンターで主将を務めた高田真希だ。身長185センチ。恵まれた高さの持ち主だが、バスケをやめよう、と悩んだ経験がある。

「高校1年の夏でした」

 高田は愛知県豊橋市の公立中学でバスケを始めた。

「ほとんど実績はありませんでしたが、全国優勝が当たり前というチームからオファーをもらって、これもタイミングだと思った」

 名古屋にある強豪・桜花学園の一員になった。

「私の唯一の武器である高さが高校では通用しませんでした。...

つづきを読む