「中田翔」成績低迷で2軍落ち 絶不調のウラに「豆腐メンタル」と「自打球」
読売巨人軍の中田翔選手(33)が、4月22日、出場選手登録を抹消されることになった。23試合で打率1割8分8厘という成績を受けてのことだが、オープン戦で復調の兆しを見せていたスラッガーは、なぜここまで不振に陥ったのか――。
***
ああ見えて実は繊細
中田選手といえば、昨年8月に、チームメイトに暴行を奮い、所属していた日本ハムから出場停止処分を受けたものの、巨人が救いの手を差し伸べ、無償トレードで移籍。即戦力として期待されたものの、打率は1割台と低迷し、期待ハズレの感は否めなかった。
プロ野球関係者が言う。
「パ・リーグ随一のスラッガーですから、ホームランの出やすい東京ドームであればより一層活躍できる、と首脳陣も期待していた。ただ、実は、中田はああ見えて繊細なんですよ。巨人に移籍したあとも、暴行事件については引きずっていましたし、もう一つ、昨年1月に、裏カジノ経営者との交際を週刊新潮に報じられた件についても、引き続き、球団側から聞き取り調査を受けていました。その二つでかなり参っていたようですね」
さらに、
「『このままではいけない』と焦りが出たのでしょう、今年2月にキャンプ入りするときに、プラス20キロと体重を大幅に増やしてきた。パワーを増やすためでしょうけど、この極端な肉体改造にも、周囲からは“大切なのは体重ではなく、フォームだ”などと批判され、それに言い返すこともできず、また落ち込んでいたようです」
[1/2ページ]