日テレ「佐藤義朗アナ」退社の決定打は広報部への異動話 エース候補に何があったのか
「ORICON NEWS」は4月20日、「日テレ佐藤義朗アナ、5月末で退社 広報部が事実と認める『家業を継ぐため』」の記事を配信。YAHOO!ニュースのトピックスにも転載された。担当記者が言う。
***
【写真4枚】箱根駅伝でも、佐藤アナと石川アナは2ショットを撮影されていた
「佐藤アナは1985年生まれの36歳。幼稚舎から大学まで全て慶応で過ごした、いわゆる“慶応ボーイ”で、学生時代はアルペンスキーの選手として様々な大会に出場しています。アスリートとしての経験が買われたのか、日本テレビでもスポーツ実況を中心に活躍していました」
スポーツ担当のアナウンサーとして、社内で高く評価されてきたという。
「2019年3月に東京ドームで、シアトル・マリナーズ対オークランド・アスレチックスの大リーグ開幕戦が開かれました。これはイチローさん(48)の引退試合でもありました。佐藤アナはセレモニーの際、球場の雰囲気を伝えようと、あえて実況しませんでした。これが『沈黙の4分間』として話題になりました」(同・担当記者)
東京オリンピックや北京オリンピックでも、日本人選手がメダルを取った場面で実況を担当した。
日本テレビの関係者は、「佐藤アナが退職すると社内で発表されると、激震が走りました。それほどの驚きで受け止められました」と言う。
「スポーツアナとして実績を積み重ねてきただけでなく、爽やかで甘いマスクの持ち主なので、日テレを代表する“顔”になるかもしれないと期待されていましたからね」
広報へ異動
日テレとしては、佐藤アナ、辻岡義堂アナ(35)、安村直樹アナ(33)を、“次世代エース”の候補者として位置づけていたという。それほど評価していたアナウンサーが会社を去るというのだから、確かに社内に激震が走るのは当然だろう。
「上層部は取材に対し、『実家の家業を継ぐ』と回答したようです。確かに佐藤アナの実家は、東京都内でスキーや登山などのアウトドア用品を製造・販売する会社を経営しています。ただ、その説明を額面通り信じるのもどうかと思い、色々と探ってみました。すると、『6月に広報への異動が内々示されていた』ことが分かりました。どうやら、これが退社の決定打となったようですね」(同・関係者)
やはりアナウンサーにとって他部署への異動は、想像を絶する屈辱だという。
「桝太一アナ(40)も、『ZIP!』(平日5:50)を“卒業”させられたことが、フリー転身に大きな影響を与えたと言われています。辻岡アナも『ズームイン!!サタデー』(土曜5:30)のMCを梅澤廉アナ(28)にバトンタッチすると、退社覚悟で宇宙飛行士に応募しました。フジテレビの局アナだった久代萌美アナ(32)も、同じ理由からフリーに転向しています」(同・関係者)
[1/2ページ]