「ダウンタウン」31年ぶりの漫才に沸くお笑い界 次に見てみたい「大物コンビ芸」は

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2人の方向性の違い

 ウッチャンは「LIFE」(NHK)などで、いまもコントを作り続けている。

「内村さんはお笑い、特にコントをやりたいという芸人ですね。若い頃は映画監督を目指していて、コメディ好きなことから、コメディアン志向が強い、志村けんさんのようなタイプでしょうか。『世界の果てまでイッテQ!』(日テレ)など名MCの顔もありますが、コントやコメディアンとしての顔にこだわっていると思います」

 ナンチャンは「ヒルナンデス!」(日テレ)、「GET SPORTS」(テレビ朝日)のMCというイメージが強い。

「南原さんはそれほど笑い、コントに固執していないようです。バラエティよりもスポーツ系といった、笑いなしでも成立する番組が性に合っているようで、芸人と言うよりもタレント、強いていえば所ジョージさんタイプかもしれません」

 2人のコント復活はあるだろうか。

「2人は決して不仲ではありませんが、方向性の違いなのか、コント番組での共演はしていません。還暦や大型特番、ダウンタウンとの共演など、大きなイベントがない限り難しそうですね」

 昨年8月28日と29日に放送された特番「FNSラフ&ミュージック」(フジ)では、28日にダウンタウンの松本人志がウッチャンに生電話で、翌日のゲスト出演をオファー。29日には約7年ぶりの共演が実現した。その際、「今後、何か番組をやりたい」と語っていたが……。

「本当に実現すれば面白いですね。31年ぶりのダウンタウンの漫才をきっかけに、ウンナンはじめ、今では見られなくなったコンビ芸を見たいという声が高まれば、様々なコンビの復活もあるかもしれません」

 くりぃむしちゅーやナインティナイン、そしてとんねるず……誰かやってくれないか。

デイリー新潮編集部

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