日銀トップ人事に急浮上する“女性バンカー”とは 父は「火の玉」研究で知られる早大名誉教授

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 9年に及ぶ「異次元」の金融緩和の評価はさまざまだが、黒田東彦(はるひこ)日銀総裁(77)の任期もあと1年。早くも関心は、次の総裁人事に集まっている。全国紙の金融担当記者によると、

「目下、有力視されているのは現副総裁の雨宮正佳氏と、元副総裁で大和総研理事長の中曽宏氏の二人です。雨宮氏は、政策委員会室や企画局を担当してきた実務派。一方、中曽氏は日銀時代、国際関係部門を統括していた国際派です」

 下馬評は真っ二つだが、いずれにせよ長年の金融緩和政策には終止符が打たれることになりそうだ。...

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