解雇当日に妻子と浅草観光…開幕早々「抑え失格」ですぐにクビになった3人の外国人投手
メジャー通算26勝の右腕
開幕から悪夢の9連敗を記録するなど、阪神が低迷を続けている。すべては3月25日の開幕戦、ヤクルト戦で、最大7点差のリードを守れず、1点リードの9回に“新守護神”カイル・ケラーが2被弾3失点と試合をぶち壊したことから始まった。ケラーは二軍で調整中だが、過去には、開幕早々「抑え失格」の烙印を押され、「あっ」という間に消えてしまった助っ人投手たちがいた。【久保田龍雄/ライター】
1人目は、来日初登板でサヨナラ暴投をやらかし、開幕から1ヵ月余りでスピード解雇された、1989年のホアン・アイケルバーガー(ヤクルト)である。...