“地獄の東部戦線”でプーチンは窮地に立たされる 鍵を握るウクライナへの武器供与リスト
4月12日、プーチン大統領はロシアとウクライナの停戦協議について「行き詰まりの状態に戻った」と話し、停戦合意は遠のいたとの認識を示した。その裏で、両軍の主戦場と化した“東部戦線”では攻防が熾烈さを増している。戦局を占うのは「米欧からの武器供与の質量だ」と軍事専門家は指摘し、今後、ウクライナ側がロシア軍を“撃退”する局面が増える可能性も指摘する。
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首都キーウ(キエフ)周辺などから撤退したロシア軍は、プーチン大統領が全域制圧を目指すドネツク、ルハンスク(ルガンスク)東部2州の戦線などに投入されたと見られている。...