「三遊亭圓生」襲名に名乗りを上げた円楽の本音は? 過去には“永久欠番”化も検討

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 落語界で大名跡が息を吹き返している。昨年3月に62年も空席が続いた「春風亭柳枝(りゅうし)」が襲名され、同じく9月には半世紀ぶりに「桂文吾」が復活。そしていま、関係者の耳目を集めているのが、“昭和の名人”と評された六代目を最後に途絶えている「三遊亭圓生」だ。

「六代目圓生は戦後の落語界をけん引し、高度成長期の落語ブームをけん引した大立者の一人。その実力は折り紙付きで、昭和48年には香淳皇后の古希祝いに招かれて両陛下の前で人情噺を披露したほど。...

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