外貨にアクセサリー… ロシア兵の遺体から見つかった大量の略奪品

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「殺人と略奪に来た彼が死ぬのは当然」とのコメント

 ウクライナ軍の攻撃により破壊されたロシア軍の戦車から見つかった、一人のロシア兵の遺体。空挺部隊員だった彼が死亡時に持っていたのは、ドルやポンドといった外貨。さらに、指輪やネックレスなど大量のアクセサリーである。これらは、侵攻したウクライナの民家や商店などから略奪したものとみられているのだ。ドルやポンドばかりなのは、故国ロシアのルーブルやウクライナのフリヴニャが、もはや紙屑同然なのをよく知っていたからであろう。

 ほかにも、ロシア軍による洗濯機やテレビ、エアコンなどの略奪が報告されている。ロシア兵士の腐敗ぶりは、こうしたところにも表れているわけだ。

 上記の“略奪者”のSNSには、〈殺人と略奪に来た彼が死ぬのは当然だ〉とのウクライナ人によるコメントが溢れているという。

 さらに南東部マリウポリでは、ロシア軍が化学兵器を使用したとの情報も。ロシア軍の非道はとどまるところを知らない――。

週刊新潮 2022年4月21日号掲載

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