悠仁さま“疑惑の作文”を再提出も… 文学賞主催者は“受賞取り消し”も視野に

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二重の違反

 4月9日に筑波大附属高校の入学式を迎えられた秋篠宮家の悠仁さま。「週刊新潮」は2022年2月24日号で、悠仁さまが中2の夏休みの課題で応募されて佳作に入選された作文に、他の著作物からの無断使用があったことを報じた。その後、春休み期間を利用して悠仁さまは作文を修正の上再提出されたが、この対応がさらなる問題を招きそうなのだ。

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 問題の作文は、17年に紀子妃と旅行された際の思い出をつづられた「小笠原諸島を訪ねて」で、昨年春には北九州市立文学館主催の「第12回子どもノンフィクション文学賞」で、大賞に次ぐ佳作に選ばれていた。

「秋篠宮家をお支えする皇嗣職のトップである加地隆治・皇嗣職大夫は、悠仁さまが修正された作文を北九州市に送付した旨、入学式前日の8日の会見で明かしました」(宮内庁担当記者)

 これまで指摘されてきたのは、ガイドブックや研究機関のサイトからの無断使用だったが、新たに注釈をつけたり文末に参考文献として加えたりという修正を行ったという。しかし、そもそも、この賞の「応募の注意」には〈応募したあとの訂正は受けつけません〉と明記されている。つまり、悠仁さまの作文は、この違反も犯したことになるのだ。

「“受賞取り消し”までいろいろ考えられる」

 この点について北九州市立文学館に見解を尋ねると、

「結論としては“元のまま”から“受賞取り消し”までいろいろ考えられますが、まだ何も決まっていません」

 としながら、

「修正された作文が届いたばかりで、市としては選考委員の方とも相談して対応を進めています。宮内庁からは『応募取り下げ』などのお申し出はありません。ただ、応募概要にも明記している通り、作品の訂正にはどんな場合でも応じていません。その点も含めて協議していくつもりです」

 仮に受賞が取り消されないとなれば、高校進学に際して提携校進学制度を活用されたことに続き“皇室特権”との批判が起こることは免れないだろう。4月14日発売の「週刊新潮」では、近ごろ明らかになった天皇家と秋篠宮家の間でのコミュニケーション不全と併せて詳報する。

週刊新潮 2022年4月21日号掲載

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