サッカーW杯、なぜ“アジアびいき”? 26年大会以降は日本の出場は“楽勝”に

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アジアは大票田

 なぜかくもアジアびいきの制度変更となったのか。

「アジア優遇は、16年にFIFA会長選挙で勝利したインファンティーノ氏の公約。国数が多いアジアは大票田ですから。また、経済発展している国が多いので、営業戦略上も重視せざるをえない。特に中国を」

“とにかく日本が出やすくなったからいいじゃないか”という声も聞こえてくるが、

「本大会のグループステージは、これまでは4カ国でリーグ戦を行っていましたが、26年本大会から3カ国で争う予定。つまり最低3試合できたのが、2試合に減ってしまうのです」

週刊新潮 2022年4月7日号掲載

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