少年法改正で実名報道「第1号」の19歳 家裁が異例の表現で痛烈指弾

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 4月1日の民法改正で成人年齢が引き下げられるのに伴い、改正少年法が施行されることとなった。今後は、罪を犯した18、19歳の「特定少年」が起訴に至れば、実名報道が解禁となる。今月8日、その「第1号」となったのは、「甲府夫婦放火殺人事件」を引き起こした特定少年・遠藤裕喜被告(19)だった。

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 甲府地検による起訴に先立って、甲府家庭裁判所が少年審判を開き、遠藤被告には大人と同様の刑事処分が妥当と判断。検察官送致、いわゆる「逆送」を決めている。...

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