〈カムカム〉最終回で読み解く藤本脚本の奥深さ なぜ丸いものが数多く登場した?

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 NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」が完結する。大ヒット作となった理由は藤本有紀さん(54)による脚本が出色で、若き日の安子に扮した上白石萌音(24)、るい役の深津絵里(49)、ひなた役の川栄李奈(27)が熱演したからにほかならない。全体像を浮き彫りにしたい。

 語りを務めてきた城田優(36)の役柄は、ひなたが講師を務めるラジオ英語講座「サニー・サイド・イングリッシュ」のパートナー、ウィリアム・ローレンスだった。ウイリアムの通名はビリー(幼少期は幸本澄樹)である。...

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