深夜番組「それって!?実際どうなの課」 絶好調を裏付けるスゴイ数字で日テレに流れる怨念説
ワイルド・スピード森川のみならず
番組内では、〈達人達が長い年月をかけて磨いてきた技の数々を、一切空気を読まずに、驚異的なスピードで習得し、バラエティの法定速度を一切守らない〉ことから“ワイルド・スピード森川”と呼ばれている。
「達人が呆れるほどの習得の早さが話題となり、番組はブレイクしました。これまで50を超える技を披露してきた彼女ですが、本業は女優です。登場できるのは2カ月に1回程度でしかありません」
他にも人気の秘密が?
「『どうなの課』のMC(課長)は俳優の生瀬勝久(61)、レギュラー(主任)に博多華丸・大吉(共に51)、森三中の大島美幸(42)、そして森川と、いかにも数字をもっていそうな面々です。さらに番組の強みは、体を張ったレポーター陣です。緑川静香(33)の『家の不用品をすべて売ったらいくらになるのか?』、おばたのお兄さん(33)の『一攫千金シリーズ』、狩野英孝(40)の『激セマ車庫入れ』、アキラ100%(47)の『高額な仕事って実際どうなのか?シリーズ』、最近ではチャンカワイ(41)やザ・たっち、餅田コシヒカリ(27)らが挑戦する『炭酸水は痩せる?』、『すき焼きは実際太るのか』といったダイエットものが人気です。出演者は超人気者というわけではありませんが、視聴者に嫌われない、応援したくなるキャラが揃っています」
「オモウマい店」も中京テレビ
30日の放送は、餅田による「生姜を食べて痩せるって本当!?」で、代謝の良くなる生姜を体温が下がらないように3日間食べ続ける実験だった。その結果、94・7キロの体重は92・4キロに、103センチあったウエストが101キロになったという結果だった。確かに痩せたが……。
「いくら効果があると言っても3日間ですからこんなものでしょう。とにかく、この番組は愚直で小細工なし、ガチに実験をしていくところが高視聴率を支えていると言っていいでしょう。東京キー局が作るような洗練さ、お手軽さや既視感がありません。『どうなの課』は中京テレビにとって、12年ぶりの全国ネットのバラエティ番組ですから、全く手を抜いていません」
「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」(火曜19時)も中京テレビ制作ではなかったか。
「そうです。昨年4月にスタートした『オモウマい店』も『どうなの課』同様、キー局にはない、いい意味での泥臭さを感じる番組です。こちらは中京テレビにとって14年ぶりとなる、ゴールデンの全国ネットバラエティだそうです」
なんだか急激に力を伸ばしているようだが、
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