「ドライブ・マイ・カー」三浦透子、親族らが語る素顔 「普段からクール」「幼い頃から読書好き」
「普段からクール」
私生活でも三浦と親交のある映画監督の山中瑶子氏(25)は、こうも言う。
「彼女に誘われて歌舞伎を観に行ったことがあるんですが、役者や物語などへの造詣が深く、詳しくない私にも丁寧に解説してくれました。オスカー受賞でおめでとうと伝えましたが、“ありがとう”とだけ口にしていましたね。彼女らしいというか、どこか受賞作の役柄の雰囲気の如く淡々としていて、根は親切な子ですけど、普段からクールで感情の浮き沈みを人に見せないところがある。私の作品に出てもらった際も、脚本に違和感があったら“このセリフは今の時代に合ってないんじゃないか”などと指摘してくれる。きちんと物事を理性で理解して、客観視できる役者さんだと思いますね」