「プーチン孤立」報道で浮かぶクレムリンの米スパイ 諜報戦でロシアは完敗の舞台裏

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 多数のロシア軍将官の死亡や、首都キーウ近郊からのロシア軍撤退など、ウクライナ軍の善戦が伝えられる。ウクライナ軍を支えるために、アメリカやイギリスが高い諜報能力を発揮していることを指摘するのは、国際アナリストの春名幹男氏である。ロシア側の脅威となりうる情報をどのように収集し戦略に生かしているのか、また、プーチンの側近にいるとみられるスパイの存在についても聞いた。

 先月26日、ロシアが制圧したウクライナ南部ヘルソン近郊の飛行場で、ロシア軍のレザンツェフ中将がウクライナ軍による攻撃によって死亡したと報じられた。...

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