堺雅人と日テレの相性は良くないのか 「ダマせない男」で「Dr.倫太郎」のリベンジならず

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妻の菅野美穂を迎えて

「日テレも再び堺を主演に迎えるために事務所詣でを繰り返しました。しかし、なかなか良い返事はもらえなかった。そこで今度は、ドラマではなく映画の企画を提案しました。それが、日テレが企画・製作幹事となった17年公開の『DESTINY 鎌倉ものがたり』(東宝)です。映画は予算も撮影期間も長いため、主演のギャラも高額になりますからね。高畑充希のヒロイン効果もあって、興行収入も32億円超のヒットとなりました」

 これで日テレと所属事務所の関係は改善したはずだが……。

「雪解けの気配はあったようですが、まだ連ドラを受けてくれることにはなりませんでした」

 だが、日テレには奥の手があったという。

「堺の妻であり女優の菅野美穂(44)を、昨年1月期の水曜ドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』の主演に迎えました。また、昨年10月にリニューアルした『おしゃれクリップ』のスペシャルMCに彼女を迎えるなど、あの手この手を使ったのです」

 さらに……。

視聴率6・7%

「今回はスペシャルドラマとしては異例の予算をかけたそうです。通常の単発ドラマの制作費は5000~6000万円程度、大物俳優が主演を務める場合でも8000万円が上限です。一説によれば、今回の制作費は1億円と言われています。当然、堺のギャラも高額になるというわけです」

 ところが……。

「堺が新型コロナの濃厚接触者になってしまい、撮影は2週間の中断に。なんとか放送には間に合いましたが、予定通りの撮影とまでは言えなかったそうです。その上、肝心の視聴率は6・7%しか取れませんでした。テレビ東京の『アド街ック天国』よりも低かったのです。絶対に失敗できないドラマだったのですが、この分だと再び日テレのドラマには出てくれるかはわかりませんね」

デイリー新潮編集部

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