新庄監督、活躍した選手に贈る「監督賞」の中身は“機密事項”　恩師は「好きにやったらいい」と絶賛

「監督になった意義」

　現役時代の新庄の恩師であり、球団元オーナーの大社啓二（おおこそひろじ）氏は、

「彼らしい、良い気遣いだと思います」

　と、新庄監督の取り組みを評価する。

「指導者の原理原則は選手のやる気を喚起することではないでしょうか。このような手法を疑問視する人もいるでしょう。とはいえ、会社などの組織では働く人の意欲を高めることはとても大切です」

　奇抜な指導法についても、

「“こう教えるべきだ”とかではなく、引き続き彼の好きなようにやったらいい。世間の受け止め方ばかりを気にすることなく、他に類のない“新庄スタイル”でやることにこそ彼が監督になった意義があるのです」

週刊新潮 2022年3月31日号掲載

ワイド特集「もうすぐ春ですね」より

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