30代AIベンチャー企業経営者の論考が「高校教科書5冊」に採用 AIに関する知識はもはや必須なのか?
2022年の新学期、進級進学した児童、生徒たちには、それぞれの教科書が配られる。この一年、どんな勉強をするのだろうと、ドキドキしながら開いた記憶もあれば、積み重なった分厚さと重さにどんよりした気分もときおりよみがえってくる。
この教科書、教育関係者を除けば、各出版社のものを読み比べる機会はなかなかないことなのであまり意識することはないが、ひとつとして同じものはない。文科省の指導要領にしたがいつつも、各社、より多くの学校に採用されようと趣向を凝らして渾身の一冊を作るのだから、当たり前といえば当たり前の話なのだが、2022年は、なんと同じ筆者による作品が、4社、計5冊の教科書に載ることになったのだ。...