「愛子天皇」待望論が加速 会見で見えた天皇家の「一体感」
具体的な情景が浮かぶエピソード
会見で愛子さまは、静岡・須崎の海で、ご両親と三人でサーフボードに座ろうとして「見事全員で落下」した思い出を話されていました。このエピソードは、ユーモラスなだけでなく家族の一体感を如実に物語っており、また具体的な情景まで目に浮かんできます。これはとても大事なことで、たとえば同じ日に行われたお茶の水女子大附属中の卒業式で悠仁さまは、記者から3年間の感想を尋ねられ、「さまざまな経験をして充実した3年間になった」と仰っていました。ですが、「さまざまな経験」とは何でしょうか。時間の制約があったにせよ、その一つでも述べられたらよかったのにと思いました。
あるいは「お子様方の自主性重視」が教育方針の秋篠宮家ですから、「具体的なエピソードを交えたらよいのでは」といったご両親からのアドバイスも、なかったのかもしれません。
[2/2ページ]