「硫黄島の戦い」終結から77年 米軍従軍カメラマンが撮影した「日本兵」を探すオランダ人女性 国内 社会 2022年03月30日 硫黄島で軍のテントの近くに座るブルース・エルクス氏。貴重なカラーフィルムで、1945年の春か夏の時期に撮影したと思われる。(撮影者不明、著作権者:Marianne Ingleby)(他の写真を見る) 白飯を炊く日本人捕虜、1945年の春か夏。(撮影者:Bruce Elkus、著作権者:Marianne Ingleby)(他の写真を見る) 降伏後の硫黄島で取り調べを受ける日本兵。(撮影者:Bruce Elkus、著作権者:Marianne Ingleby)(他の写真を見る) 今回、インタビューを受けたマリアン氏(他の写真を見る) オクナ・ケンジ氏が、ニューヨークのブルース・エルクス氏を訪ねて来た際の写真。真珠養殖業者だったオクナ氏が祖父に真珠を売ったことがきっかけで生涯の友好関係を築いたという。マリアン氏はオクナ氏の家族も探している。(他の写真を見る) マリアン・イングレビー(Marianne Ingleby) 1980年、英国ケンブリッジ生まれ。米軍の上等兵ブルース・エルクス(Bruce Elkus)の孫。オランダのユートレ人大学で米国学を学び、修士を修めた。アムステルダムの写真アカデミー学校を卒業。オランダの『メトロ・デイリー』新聞や通信社CNBC欧州のテレビジャーナリストとして働く。2021年、オランダ国内のベストフォトグラファー賞にノミネート。アムステルダム在住。祖父の写真をモチーフにした作品集『ディタッチメント作戦 Operation Detachment』に現在取り組んでいる。 瀬川牧子/ジャーナリスト 前へ 1 2 3 4 次へ [4/4ページ] 0