愛子さま“初会見”何がすごかった? 明らかになった「眞子さん」との差

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“お見事”の一言

 愛子さまは当日まで入念に推敲を重ねられ、会見直前には大広間で職員を相手にリハーサル。会見中は両陛下も、近くの部屋でご様子を見守られていたという。

「『両陛下や上皇ご夫妻から、皇室の一員としてのあり方をどう学ばれているか』との問いには『皇室は国民の幸福を常に願い、国民と苦楽を共にしながら務めを果たすということが最も大切にすべき精神』と、はっきり仰っていた。“お見事”の一言に尽きます」

 とは、さる皇室ジャーナリスト。が、こうしたお言葉に接するにつけ、昨秋に結婚会見を開いた眞子さんの振る舞いが思い出されるところである。

「眞子さんと小室圭さんの会見では、結婚への『賛成』『反対』で国民を敵味方に二分するかのような姿勢が鮮明でした。ですが、それは本来の皇室のあり方からは程遠い。今回の愛子さまの会見で、あらためて皇室のあるべきお姿に触れた気がします。最近の世論調査では、『女性天皇』に賛成と答える人が軒並み80%前後となっていますが、今これを問えば、その割合は90%を超えても不思議ではありません」(同)

 満を持して迎えた成年会見は、図らずも天皇家と秋篠宮家の「差」をあらわにしてしまったといえよう。

週刊新潮 2022年3月31日号掲載

特集「『眞子さん』と格差歴然で『女性天皇』再燃 『愛子さま』威風堂々の『初会見』私はこう観た」より

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