悠仁さまが「学習院を選ばなかった本当の理由」と「東大推薦入試」への道

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各種オリンピックに出場歴がなくても

 事情に詳しい霞ヶ関のキャリア官僚は、

「数学オリンピックに代表されるような世界的なコンテストで優秀な成績を残した人物しか合格できないなどと聞くと太刀打ちできない印象を受けますが、そういった人たちばかりだと『多様性』にはそぐわないので、それだけで合格が担保されるわけではない。逆に言えば、各種オリンピックに出場歴がなくても“勝負”できる分野はあるのです」

 と明かす。

「募集要項は毎年7月に発表され11月初旬くらいまでに1次選考用の資料を提出し、それをクリアすると12月に面接が待っている。その後、1月中旬の大学入学共通テストを経て2月中旬に合格発表というスケジュールになります。今後、悠仁さまには有償・無償にかかわらず家庭教師がつき、この推薦入学を目指して活動を活発化させていくものと思われます。生物や地学などの科学オリンピックにエントリーしたり、どこか外国に少しでも留学したり、何らかの論文を執筆したりという動きが出てくれば、その道を着実に歩んでいると見てほぼ間違いないでしょう」

「学校推薦型選抜」と呼ばれるだけに、「学校長による推薦」は絶対である。

「高校3年間をかけた実績について、かなり長い時間をかけて見極められるというなかなかのハードルの高さで、当然不合格のリスクもあり、普通に勉強して一般受験した方が近道だと言う人もいますが、誰かと競争するというのは将来の天皇陛下にはふさわしくないという考えを優先させれば必然的に推薦を目指すことになるのかもしれませんね」(同)

 そのための動きはすでに始まっている。

デイリー新潮編集部

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