【本庄・5歳児遺棄事件】中心に“死を招く女”が 父と義母が行方不明、競艇選手の夫は自殺

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 幼き子供が亡くなるという無残な結末は必然だったのだろうか。埼玉県本庄市で5歳の男児の遺体を遺棄し、3人の男女が逮捕された。目張りをした“黒い家”で営まれたあまりに異様な同居生活。その中心には「死を招く女」の存在があった。

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 江戸時代は武蔵国最大の宿場町として栄えた本庄。市中心部の本庄駅から北東に500メートルほど、旧中山道から住宅街に入った場所に、周辺住民の奇異な視線にさらされてきた、その「家」がある。

 窓に目張りがされた木造2階建て。...

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