事件現場清掃人は見た 大学2年で事故物件マンションを3部屋買った「35歳男性」の凄腕
孤独死などで遺体が長時間放置された部屋は、死者の痕跡が残り悲惨な状態になる。それを原状回復させるのが、一般に特殊清掃人と呼ばれる人たちだ。長年、この仕事に従事し、一昨年『事件現場清掃人 死と生を看取る者』(飛鳥新社)を出版した高江洲(たかえす)敦氏に、2度も特殊清掃を依頼した男性について聞いた。
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高江洲氏のもとには、まれに同じ人から2度、3度と特殊清掃の依頼が来ることがある。
「15年前の依頼人から、再び仕事をお願いしたいと電話がありました」
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