ウクライナ危機で暗躍する米「CIA」英「MI6」 機密工作の内容とは

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 理不尽かつ非道な殺戮行為で世界中から非難を浴びても、厳しい経済制裁で国民が困窮に喘いでも、プーチンは攻撃の手を緩めない。しかし、狂気に駆られた“皇帝”は、いま相次ぐ誤算によって窮地に立たされつつある。その断末魔は世界に何をもたらすのか。

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 嵐の前の静けさとでも呼ぶべき、不気味な静寂に包まれていたウクライナの首都・キエフ。だが、停戦交渉が再開されるなか、ロシア軍の攻撃はここにきて激しさを増し始めた。

「3月8日に人道回廊が設置されて以降、キエフに対する攻撃は鳴りを潜めていました。...

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