「プロ野球評論家」順位予想結果ランキングを独自集計! 最も的中率が高い人は?

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 プロ野球開幕直前のお楽しみのひとつが、評論家各氏による順位予想である。だが、いざシーズンが始まり、最終順位が決定しても、予想結果が話題になることは、ほとんどない。そこで、2022年シーズンの順位予想発表時期に合わせて、前年の予想結果をランキングにまとめ、上位にランクされた評論家たちが、今季どんな予想をしているか、お楽しみにさらなる興趣を添えてみた。【久保田龍雄/ライター】

優勝を当てた評論家はいない

 昨季はご存じのとおり、セ・リーグがヤクルト、パ・リーグがオリックスといずれも2年連続最下位からの“下剋上V”とあって、優勝をピタリと当てた評論家は、セ・パともに見当たらなかった。

 そんな大番狂わせのシーズンにあって、的中率が最も高かったのは誰か。日刊スポーツ、スポーツニッポン、スポーツ報知、サンケイスポーツ、デイリースポーツ、中日スポーツ、東京スポーツ、週刊ベースボールに掲載された評論家76人の順位予想をポイント化して、予想結果ランキングを作成してみた。

 ポイントは1チーム当てるごとに10点ずつの120点満点が基本になるが、大波乱のシーズンにあって、たとえ予想がズバリ的中していなくても、正答率の低かったチーム限定で、どれだけ正解に近づいたかという視点も加味し、ボーナスポイントを設定してみた。

 正解者のいなかった優勝チームのヤクルト、オリックスは、2位予想に10点、3位予想に5点をプラス。1、2位予想がほとんどだったにもかかわらず、まさかの4位に終わったソフトバンクは、ただ一人3位を予想した高木豊氏(スポーツ報知)に10点、球団創設初年度以来42年ぶり最下位に沈んだ西武は、ただ一人の正解者・斉藤和巳氏(週刊ベースボール)にプラス10点のボーナス(計20点)、計14人と少数だった5位予想にも5点をプラスした。

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