戦後の共産主義者釈放、歓迎会の主催は朝鮮人団体だった 「赤旗」の再刊資金の出どころは
釈放された共産主義者たちは、そのまま東京・西新橋の飛行会館へと向かい、「自由戦士出獄歓迎人民大会」に出席して熱狂的な歓迎を受けた。だがその参加者もほとんどが朝鮮人で、赤旗とともに太極旗が至る所で振られていた。これも主催は朝鮮人団体だったのだ。
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1945年10月10日、府中刑務所前の出獄式に参加した朝鮮人連盟(朝連)準備委員会と日本人共産主義者は、雨天のために式を早々に切り上げ、トラックに分乗した。一行は、東京・西新橋の飛行会館(現・航空会館)で催された「自由戦士出獄歓迎人民大会」へと移動した。...