産地直送「おうちごはん」第15回 洋風アレンジでブランド豚が大変身

ライフ 食・暮らし

  • ブックマーク

 産地直送の美味しい食材を、料理家・浜口恭子さんによるアレンジレシピでご紹介します。第15回は鹿児島県産の黒豚の焼き豚が、あの洋食に変身します。

料理研究家 浜口さんの簡単ひと手間で美味しくなるレシピ「鹿籠豚のデミグラスソース煮込み」

 今回ご紹介するのは、「鹿籠豚の焼豚」です。

 およそ400年前、琉球から鹿児島へ移入されたのが発祥とされる「かごしま黒豚」。やわらかくて歯切れのよい名品を、郷土の英雄である、西郷隆盛もこよなく愛したそうです。

 枕崎産の黒豚・鹿籠豚(かごぶた)は、“黒豚のルーツ”とも“幻の黒豚”とも言われています。戦後、東京へ出荷する際、黒豚を運ぶ貨車に〈鹿籠駅〉の車票がついていたことから、関係者の間で“かごぶた”と呼ばれるようになったのだとか。日本初のブランド豚とも言えます。

 そんな鹿籠豚のもも肉を、特製のタレにつけて長時間熟成させた後、高温で焼き上げたのがこちらの焼豚。醤油の香りが食欲をそそる逸品です。

 アレンジレシピでは、「デミグラスソース煮込み」に挑戦し、肉のやわらかさを見事に活かすことに成功。焼き豚と濃厚なソースとの相性はバツグンです。

■材料
焼豚 1本
マッシュルーム 60~100グラム(缶詰でも可)
玉ネギ 1/2
デミグラスソース 1缶(290グラム)
水 200cc
赤ワイン 大さじ4
バター 10グラム
生クリーム 大さじ3
塩コショウ 適量
油 適量

〈ポイント〉
トマト煮や、ホワイトソースもおすすめですよ

[作り方]

1 鍋に油をしき、スライスした玉ネギを入れ、塩コショウであめ色になるまで炒める。

2 1に赤ワインを入れ、水、マッシュルーム、一口大に切った焼豚の順に入れる。

3 デミグラスソース、バターを加えて蓋をし、中火で5分ほど煮込む。

4 仕上げに生クリームを加え完成。

商品のお申し込み・お問い合わせ

鹿籠豚の焼豚

商品のお申し込み・お問い合わせはこちら

価格5,400円
(税・送料込)

セット内容:
1本(約300グラム)×2本
賞味期限:製造から1年
配送:冷凍便
原産地:鹿児島県
加工地:鹿児島県
7大アレルギー:小麦、乳

【商品のお申し込み・お問い合わせはこちら】
新潮社公式通販サイト「新潮ショップ」
https://www.shincho-shop.jp/store/ProductDetail.aspx?pcd=WSR0000200
お電話でもご注文できます
フリーダイヤル:0120-910-263
※決済方法によっては手数料がかかります。※年中無休9:00~19:00

料理研究家 浜口恭子さん
料理研究家、フードアナリスト、フードスタイリスト。多くの飲食店のメニュー開発やTV番組のフードスタイリストとして活躍する一方、専門学校のカフェビジネス科で教鞭を執る。

撮影 坂井瑞/フードスタイリング くろだかおる

週刊新潮 2021年5月20日号掲載

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。