「JP」「原口あきまさ」が代役MCで起爆剤に テレビ界に「ものまねブーム」再来の兆し

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テレ東で「ワイドナショー」

「ブームが去ってからもミラクルひかる(41)やMr.シャチホコ(28)、沙羅(39)などテッパンネタやオリジナルの芸などがウケ、注目される芸人は出てきていました。コロッケや松村邦洋(54)といった大御所も、まだまだ注目度は高いですからね。明石家さんまのそっくりさん、ほいけんた(56)も唯一無二の存在です。人材が揃ったところにブーム到来というわけです。ブームの頃は、ものまねタレントの囲い込みが行われ、他番組には出られないということが起こりましたが、今はそうではありません。各局ともこれをチャンスと考え、ものまね芸人にスポットを当てる様々な企画を増やしています」

 2月25日には「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS)も、“ものまねだらけの3時間!原口・ミラクルら30名で豪華152連発”という3時間特番を放送した。

「中でも注目されているのはテレビ東京です。昨年からBSテレ東も含め、ものまね番組をスタートさせているんです。地上波では昨年5月に『ものまねのプロ215人がガチで選んだ本当にスゴい!ものまね芸人ランキング』という番組を放送し、今年1月2日には『ものまね芸人151人がガチで選んだいま本当にスゴい!ものまねランキング』という特番を放送しました。BSテレ東では『歌ものまね下克上バトル』、コロッケを取り上げた特番『ものまねコロッケ全部見せますスペシャル!』などを放送し、ものまね番組に力を入れています」

 特筆すべきなのは、1月2日に放送された『ものまねランキング』では、JPと原口のものまねによる『ワイドナショー』をすでにやっていたこと。

「代役MCで注目された『ワイドナショー』よりも前に、テレ東が実現させていたんです。実は最初にものまね『ワイドナショー』を放送したのは、20年12月11日放送の『全力!脱力タイムズ』(フジ)とは思いますが、他局の番組をものまねで再現してしまうという企画はテレ東ならではでしょう」

 今回のものまねブームは、テレ東の一人勝ちになるのか?

「いやいや、日テレも当然、春には『ものまねグランプリ』の特番を放送するでしょうし、フジも『ものまね王座決定戦』をぶつけてくるかもしれません。久しぶりに、ものまねがアツくなってきています」

デイリー新潮編集部

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