同居女性に売春させ1千万円以上ピンハネ 近隣住民が明かす「容疑者夫婦」の素顔
“たけはらだよ!”
容疑者夫婦について、近隣住人が言う。
「引っ越してきたばかりの時、住宅の庭掃除である住人が嵩原さんの旦那さんを近隣に紹介したんです。その際に苗字の読み方を“たかはらさん”と間違えたら、“たけはらだよ!”と威圧的に抗議していた。以来、庭掃除には顔を出さなくなり、皆、チンピラなのかな、と思っていた。車は高級そうな黒と白のワンボックスカー2台を所有し、ナンバーはいずれも“6”でした。奥さんはあまり外出しない人で笑ったのを見たことがありません」
被害女性については、
「近所でも美人と評判でした。ベビーカーに乗った赤ちゃんと一緒にいるところに出くわしたことも。自転車で、買い物に出かけるのも見たことがあります」(同)
「加害者夫婦はマニピュレーター」
なぜ、彼女は逃げ出すことができなかったのか。
「加害者夫婦は典型的なマニピュレーターですね」
と精神科医の片田珠美氏が解説する。
「マニピュレーターとは自分の思い通りに他人を支配し、操ろうとする人です。表面的には良い人でも、他人の弱みや不安につけこむことに長けている。一方、そのターゲットにされやすい側にもいくつかの特徴があります。例えば“おかしいという直感に蓋をする”などです。家賃を40万円も請求されるのは通常考えられないことですが、彼女はそれに対して“おかしい”と感じても何もせず、波風を立てない生活を続けた。お金もなく、無力感を抱いていたのかもしれません」
売春している間、被害女性は容疑者夫婦に子どもを見てもらっていた。逃げることはかなわず、体を酷使するほかなかったのか。
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