選抜高校野球“滑り込み出場”から決勝戦に駆け上がった「幸運なチーム」
第94回選抜高校野球がいよいよ3月18日に開幕する。各地区の最後の出場枠をめぐっては、毎年のように議論が白熱しているが、昨年は、秋の関東大会準々決勝敗退ながら、東京大会準Vの日大三を制して最後のイスを獲得した東海大相模が優勝するなど、過去にはギリギリの滑り込み出場から大躍進したチームも少なくない。【久保田龍雄/ライター】
地区大会で“未勝利”だったにもかかわらず、甲子園で圧倒的な実力を見せつけて勝ち上がったのが、2000年の智弁和歌山である。...