【独自】小室さん夫妻の警備に最大「年間8億円」の極秘計画 国が税金で負担か

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小室さんを悩ませるビザ問題

 今回の試験の結果が発表されるのは2カ月後。その時に〈暗い表情〉の意味が判明するわけだが、目下、彼を悩ませているのは試験の結果だけではない。

 その一つが、本誌既報の「ビザ問題」である。

 小室さんは現在、学生ビザ(F-1)のまま、OPT(Optional Practical Training)プログラムを利用してNYに滞在している、と見られている。アメリカの大学や大学院の卒業生はOPTプログラムを使うと、卒業後1年間は継続してアメリカに滞在し、習得した学業の分野で仕事をすることができる。問題は「1年間」という期限があることで、小室さんの場合、早ければ今年5月には現在のビザのままではアメリカに滞在できなくなってしまう可能性があるのだ。

 それでも、司法試験に合格しさえすれば就労ビザが下りるのではないか、と多くの方が考えるだろうが、ここにも「壁」が存在する。小室さんが今後、申請する可能性があるのは、高度な専門知識が必要な職業が対象のH-1Bビザ。しかし例年、このビザの申請は抽選となっており、その当選率は5割を切っている。仮に司法試験に合格したとしても、抽選に漏れると、申請自体できないのだ。

民間警備会社に委託

 小室さんはこうした悩みを抱えたまま試験勉強に勤しみ、本番に臨んだことになる。なおさら試験の結果が心配になってしまうが、彼を取り巻く“雑音”はそれだけではない。2度目の司法試験当日まで2週間を切っていた2月10日、小室さんと眞子さんが暮らすNYのヘルズキッチン地区で銃撃事件が起こったのだ。

〈ミッドタウンで白昼堂々、「家族の揉め事」を巡り、衛生局作業員が銃撃される〉

 そんな見出しで事件を報じたのは「ニューヨークポスト」紙である。

〈木曜日(2月10日)、ヘルズ・キッチンで市の衛生局の作業員が娘の元ボーイフレンドと口論になり、足を一発撃たれたと警察が小紙(ニューヨークポスト)に語った。/警察によると、午前11時頃、西52丁目515の前で銃声が鳴り響き、男性は負傷した〉

 事件現場は小室さん夫妻が住むマンションの目と鼻の先。事件発生時、自宅にいた可能性もある眞子さんは、銃声を聞いただろうか。

「現在、小室さんと眞子さんには、自宅マンションに24時間常駐するようなプライベートな警備はついていません。ただ、日本の警察からNY総領事館に出向している警察官2名が毎日小室さん宅の周囲の見回りを行っています」(政府関係者)

 そうした「見回り」だけでは、万が一の事態が生じた際に迅速に対応するのは難しかろう。そこで、

「小室さん夫妻の警備をNYの民間警備会社に委託する案も浮上しており、外務省と警察庁の担当者が検討を始めています。また、その警備費用の原資について、外務省報償費、いわゆる外交機密費を充てるという案も検討されています。トップの外務次官が前のめりなのです」(同)

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