【独自】“プーチン側近”ラブロフ外相、愛人との密会場所が渋谷区内に マネロンの舞台にも
「代表は愛人のロシア人女性」
ウクライナ侵攻を巡り、プーチン大統領と共にロシアの“顔”として注目されるセルゲイ・ラブロフ外相。そんな彼が愛人との密会に使う秘密拠点が、東京都内にあった。さらには、別の“黒い”目的に利用されているという疑惑もあり……。
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表参道駅から徒歩10分、都内渋谷区の閑静な住宅街に建つ地上5階・地下2階のガラス張りのビル。このビルのオーナーは「アルミ王」と呼ばれるロシアの大富豪、オレグ・デリパスカ氏だ。管理をしているのは、都内に本社を置くJ社である。警察関係者いわく、ここは“ラブロフが愛人との密会に利用している秘密拠点”。
「09年に設立されたJ社の代表には日本人のMという男が就いているが、会社を実質的に取り仕切っているのはラブロフの愛人であるロシア人女性E・Pだ。そのビルは二人が人目を忍んで逢瀬を重ねる“セーフハウス”として利用されている一方で、J社の口座にはバージン諸島の法人をはじめ、海外のデリパスカの関連会社などから多額のカネがジャブジャブと振り込まれている」(警察関係者)
「……ちょっと、よく分かんないですね」
つまり当局はJ社をマネーロンダリングのためのラブロフの“ダミー会社”と睨み、Mについては“マネロンの協力者”と位置付けていたのである。取材を進めると、J社に16年8月以降、国税当局が査察に入っている事実も確認することができた。さらに16年から17年にかけて、当局はラブロフと愛人、そしてデリパスカらの件の物件への出入りを確認しているという。
今年3月上旬、Mを直撃した。J社とラブロフの関係について尋ねるも、
「……ちょっと、よく分かんないですね」
とはぐらかすのみだった。3月17日発売の「週刊新潮」では、ウクライナの善戦を支える米・CIAや英・MI6などの諜報機関の暗躍と併せ、ウクライナ情勢について9ページにわたって特集する。