ウクライナ侵攻時に取り残された中国人は6000人…プーチンに潰された習近平のメンツ
「敵の敵は味方」。反米姿勢で協調してきたロシアと中国だが、今回のウクライナ侵攻で蜜月関係に疑問符がつくような事態が起きた。ロシアの侵攻後、一時、ウクライナ国内に6000人もの中国人が取り残されてしまったのである。3月上旬になってようやく避難が完了したと伝えられているが、習近平国家主席はプーチン大統領から今回の侵攻をまったく聞かされていなかったのだろうか。
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日本政府は情勢が緊迫しつつあった2月11日に、ウクライナ全土の危険情報を最大レベルの「レベル4」に上げ、在留邦人に退避を求めた。...