接種後死亡者の死因に「コロナワクチン」 法医学の権威が明記した理由…補償金4420万円の初適用となるか

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 無論、コロナ禍において「ワクチン」が果たす役割は多大である。だが、それは完全無欠の存在ではなく、副反応として頭痛や発熱、ごく稀に心筋炎などをもたらすこともある。では、この男性の「死」との因果関係はどうか――。法医学の権威が導き出した「結論」とは。

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 この男性が61歳で亡くなったのは昨年8月10日のことだった。男性の息子が当時の状況を明かす。

「大阪の実家で母と一緒に暮らしていた父は、昨年7月に最初のワクチン接種を受けています。...

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