若槻千夏がバラエティ女王で復権! 前女王・指原莉乃の立場と不安でわかった難しさ
若槻千夏(37)を見る機会が増えたなあ、と思ったら、実際にテレビ業界で引っ張りだこなんだとか。一方、ちょっと前まで「バラエティの女王」として君臨していた指原莉乃(29)が精彩を欠いているという。
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この2週間ほどの間に、若槻が出演した番組をザッと挙げてみよう。
「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ)、「人生が変わる1分間の深イイ話」(同)、「今夜くらべてみました」(同)、「所JAPAN」(フジテレビ)、「キスマイ超BUSAIKU!?」(同)、「痛快TVスカッとジャパン」(同)、「今夜はナゾトレ」(同)、「有吉ダマせたら10万円」(同)、「ラヴィット!」(TBS)。
かなりの数にのぼるが、このうち彼女の純粋なレギュラー番組は「ラヴィット!」だけである。民放プロデューサーは言う。
「彼女はボケのコメントもツッコミもできて、トークスキルが高い。トークの流れや場の空気を汲んで、盛り上げ役として振る舞えるバラエティセンスが卓越しています。その一方で裏回し役も起用にこなすので、便利でありがたい女性タレントなんです。面白いだけでなく、真面目なコメントでも共感を呼ぶ、バランス感覚に長けているところもピカイチですから、引く手あまたと言っていいでしょう」
モデル出身の彼女がテレビに進出し始めたのは2003年頃。その明るさと機転の良さで知名度を上げ、すぐにバラエティタレントとして頭角を現した。だが、06年に神経性胃炎と潰瘍性大腸炎を発症し、すべてのレギュラーをキャンセル。事実上、芸能活動は休止状態となった。
人気がないのにテレビに出てる
「一時は“引退”と報じられたこともありました。彼女は否定したものの、海外に行ったり、ファッションブランドを立ち上げるなどして、なかなか本格復帰はしませんでした。12年に結婚、そして出産。15年の『さんまのまんま』(フジ/関西テレビ制作)出演で本格復帰かと思ったら、第2子妊娠で再び家庭に……。一昨年位からようやく復帰したと思ったらこの活躍ですから、大したものです」
なぜこんなに売れているのか。3月5日の「有吉ダマせたら10万円」で、いみじくも有吉弘行がこう語っていた。
有吉:(島田)紳助さんが言っていたけど「人気もないのにテレビに出てるのが本物」だって。だから俺、若槻は本物だなって思ってる。
――もちろん、こう言われた彼女はツッコんだ。
若槻:どういう意味だよ、それ! 何にも嬉しくない!
有吉:誰も応援していないのにテレビに出るのはなぜかって言ったら、番組に1人は要る役目なのよ。
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