狂信的侵攻招いたプーチン大統領の「精神の密室」
ロシア軍のウクライナ攻撃について、米政権内きってのロシア通であるウィリアム・バーンズ中央情報局(CIA)長官は3月8日の米下院情報委員会で、ウラジーミル・プーチン氏は侵攻の遅いペースに「怒りと不満」を抱き、ウクライナ側の抵抗に「倍返し」(double down)で応じ、「ウクライナを制圧・支配」しようとしていると予測した。
プーチン氏については、新型コロナ禍での隔離生活で「別人になった」(エマニュエル・マクロン仏大統領)との見方もあるが、同長官は「精神状態が異常ということではないと思う」としながら、
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