ウクライナ侵攻を巡る我慢比べ ロシアと米国のどちらが先に音を上げるのか

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 ロシア軍が2月24日にウクライナに侵攻したが、ウクライナ国民の抵抗もあり、米国などが当初予想していた以上に戦闘が長引いている。

 2014年のクリミア併合時にはプーチン大統領の支持率は急上昇したものの、今回はそうはならないようだ。ロシア国民の過半数は「ウクライナの親ロシア系住民を保護する」とするプーチン大統領の目的を支持しているとされているが、各地で反戦運動が広がっている。

 ロシア経済も深刻な打撃を被っている。

 ロシアの大手7銀行が国際銀行間通信協会(SWIFT)の決済ネットワークから排除されるなど極めて厳しい経済制裁が科され、食品から自動車に至るまで数多くの外国企業がロシアでの事業停止を決定する事態になっている。...

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